パイオニアが海外向けの市販製品で「Android Auto」に対応【CES2015】

というのも「Android Auto」は2015年3月までに、米国、英国、オーストラリアにおいて使用できるとのことで、日本はもう少し先になると思われます(国内対応は未定)。

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パイオニアの北米向け「Android Auto」対応モデルは、主な機能として下記が用意されています。

・HDMI対応
・ワイドバンド・スピーチ、A2DP、AAC、Bluetooth対応
・Android Auto対応
・Apple CarPlay対応
・MirrorLink対応
・HD Radio対応
・iDataLink Maestro対応
・フロント用の音声出力とリヤモニター用の映像・音声出力をそれぞれ設定できる「デュアルゾーン オーディオ・ビデオ再生機能」搭載

昨年の「CES」でも提案されていましたが、「Android Auto」だけでなく「Apple CarPlay」にも対応するのがポイントで、アメリカらしく同国で人気のHD Radioにも対応します。

今回の北米向け製品とスマホをつなぎ、車内での用途に合わせてAndroidプラットフォームを活用することで、ナビゲーション、コミュニケーション、音楽再生などのデバイスとして使用することが可能。

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「Android Auto」は、車内使用時の安全性を考慮してデザインされており、シンプルで直感的なインターフェースと優れたボイスコントロール機能を持っているので、ユーザーは運転に集中することができるのが特徴です。

従来型ナビが強い日本ではまだ「CarPlay」も普及にはほど遠い状況ですが、「Android Auto」の日本対応がいつになるか、対応後のパイオニアをはじめとした市販メーカーの動きにも注目です。

初の市販「Apple CarPlay」対応AVユニットはパイオニアが発売!
https://clicccar.com/2014/10/07/271634/

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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