50年間のリジッドがマルチリンクになった新型マスタングの乗り味は?

50年間リジッドだったリヤサスペンションは、ついにマルチリンク式独立懸架になり、四輪独立式サスペンションになったのも大きなトピックスで、ロワアームやナックルなどをアルミ製にしてバネ下重量の軽減が図られています。

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ハンドリングはワイド化によりコーナリング時の安定性が増している感じがするのと、電動パワステに備わるドリフト補正機能、ステアリングの微小な振動などを打ち消す「アクティブニブルコントロール」などによりワイドなボディサイズの割に走行ラインがピタリと決まるのも好印象。

パワステのフィーリングを「ノーマル」、「スポーツ」、「コンフォート」の3種類から選べる機能も採用されています。

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パワステの設定変更は「スポーツ」にすると手応えが増すのは想像どおりですが、「ノーマル」と「コンフォート」の差はあまり大きくなく、イザという時に「スポーツ」にして楽しむのがいいのかもしれません。

先述したようにマスタングらしい乗り心地を残しつつも、全体に洗練されたNVH性能はロングツーリングなどでも威力を発揮しそうなので、長距離をドライブするのも楽しそうな仕上がりといえそうです。

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(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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