ポルシェ911タルガ4 GTSがワールドプレミア【北米国際自動車ショー2015】

911タルガの50周年を記念してパワフルなGTSが初設定されたのがニュースで、最高出力は911タルガ4Sから30psアップの430psに達しながら、複合燃費は同じレベルの9.2-10.0L/100 km(トランスミッションにより異なる)を確保。

911 Targa 4 GTS

エンジン、シャーシ、トランスミッションが強化されるスポーツクロノパッケージ、PASM(ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム/電子制御ダンパーシステム)、20インチアルミホイール、スポーツエグゾーストシステムが標準装備されます。

また、エクステリアでは、911カレラのRRに比べて、左右のリヤホイールアーチがそれぞれ22 mmワイドになっていて、後輪も10 mm ワイドになるなど、ひと目で4WDであることが分かります。

911 Targa 4 GTS

フロントマスクは、中央に補助ラジエーター用開口部を備えたフロントエンドと、スモークが施されたポルシェ・ダイナミック・ライトシステム(PDLS)付バイキセノンヘッドライトによりスポーティなデザインを強調。

また、GTSを特徴づけるシルキーグロスブラックのセンターロック式20インチ911ターボS ホイール、スポーツデザインドアミラー、およびドアの「GTS」などがサイドビューのアイキャッチになっているのも印象的です。

内装からも911タルガ4 GTSらしさが反映されていて、メータパネルの中央にはスポーツクロノパッケージのストップウォッチを配置。

911 Targa 4 GTS

ブラックのGTSロゴが付くフロントの4ウェイ調節式スポーツシート・プラスは、高められたサイドサポートによって長距離走行でも高い快適性を実現しているそうで、主なインテリア素材は、重量をレザーのわずか半分に抑えたブラックアルカンターラが採用されているのも注目ポイント。

新型911タルガ4 GTSは、まず3月中旬からドイツ本国で発売される予定です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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