【東京オートサロン2015】パーツ見聞録Part 2_純正メーカーの底力編

シブっ、そこに目をつけるとか、めっちゃシブっ!

下の写真は東京オートサロン2015に参考出品されたDefiの追加メーターです。上段のメーターは下段のメーターと大きく仕様が異なるところがあります。

さぁ、どこでしょう? っていってもわからないよね。これもそんなにわかりやすい写真じゃないし。

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正解は、上のメーターは反射の少ないシークレットガラスを採用してるんです。そのため、ガラス面に周囲の映り込みが非常に少なく、視認性が高いというわけです。なんというシブい性能でしょうか。

このメーターを出品したDefiは、日本精機のアフターマーケット用ブランドです。日本精機はホンダ車などの純正メーターを多く供給しているメーカーなんですね。視認性に対するこだわりやノウハウが豊富なわけです。そこで、こんなシブい特徴の製品を開発しているわけなんですね。

東京オートサロンも昔はちょっとアウトローなメーカーやショップばかりが集まっていましたが、いまではすっかり自動車メーカーや純正パーツメーカーも出展しています。純正パーツメーカーのブースでは、こういったシブい技術を見ることができます。

 

もうひとつは、コレ。DENSOのブースです。もうDENSOも東京オートサロンに出展する時代なんですね。

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これ、なにかというと、専用のランチャーアプリを介してスマートフォンを遠隔操作できるコントローラーなんです。

右側の白いのはお手頃版、左の黒いのは高級版です。

スマートフォンを操作するためにはタッチパネルをよく見ないといけないので、運転中に扱うのはちょっと危険ですよね。でも、白いコントローラーはベルトでステアリングに固定して、ハンドルから手を離さずに操作できたり、左のダイヤル式のものならコンソールやダッシュボードの手に届きやすいところで操作ができます。

ランチャーアプリはあまり画面を注視しなくても操作しやすいようなインターフェイスになっているので、クルマの中でも安全に操作できるというわけです。

DENSOブランドで出るかどうかはわからないそうですが、夏ごろを目標に発売したいとのこと。

さすがDENSO製品だけに、試作とはいえ使い勝手もいいし操作感もいいので、「今すぐにでもほしいくらいです」といったところ、本気か冗談かわかりませんが「右の白いのなら5万円、左の黒いほうなら75万円でお譲りできますよ」といわれたので、丁重にお断りしておきました。市販品が出てから買うことにします。

(まめ蔵)

この記事の著者

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まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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