いすゞエルフと言えば2トン積みクラス、小型トラックの代名詞です。
住宅街にも入る塵芥車や、コンビニ等への物流を担う存在として、一般庶民も身近に目にする存在です。
キャブオーバー型の斬新なフォルムで登場して以来、現在で6世代目のモデル。
今回のマイナーチェンジで14.5型と呼ばれるモデルに進化しましたが、一番人気を堅持し続ける人気ぶりは立派です。一時期、三菱ふそうのキャンターが肩を並べた時期もありましたが、現在はシェア40%を超える一人勝ちの状況。
海外市場でも評価は高く、性能や耐久性に対する信頼性は一級。車体とパワーユニットの堅牢ぶりには特に定評があるようです。
今回の新型では、 110%の進化を目指したのが特徴で、実用燃費率の明確な向上を達成。報道関係者を集めた試乗会では、限られた条件下ながら新旧比較試乗の平均値で13.2%の向上ぶりを披露しました。
圧倒的人気ぶりは今後も続きそうです。
(近田 茂)