2014年11月の国内新車販売トップ10、非ハイブリッドはデミオのみ?

ワゴンR FZ クリスタルホワイトパール

注目の総合セールスランキングは、大筋では最近のトレンドに則ったもので、軽自動車が6台、登録車が4台となっています。登録車のアクアがトップなものの、そこから3台は軽自動車が続きます。

登録車も、アクア、プリウス、フィットとハイブリッドカーが中心となっているのも最近の流れを受けたものといえそうです。

そうした中で変化の兆しといえるのは、総合セールスランキングでもトップ10入りを果たしたマツダ・デミオでしょう。

コンパクトカー(Bセグメント)にクリーンディーゼルという日本において新鮮なパッケージは、「軽自動車とハイブリッドカーしか売れない」と言われる国内マーケットにおいて安定して売れるポジションを得るのかどうか、今後の動きに注目です。


●2014年11月 登録車乗用車&軽自動車通称名 総合ランキング
1位 トヨタ アクア 16,520台
2位 スズキ ワゴンR 16,199台
3位 ダイハツ タント 15,876台
4位 ホンダ N-BOX 13,141台 
5位 トヨタ プリウス 13,022台
6位 ホンダ フィット 11,027台
7位 ダイハツ ミラ 10,606台
8位 日産 デイズ 9,652台
9位 スズキ スペーシア 9,546台
10位 マツダ デミオ 8,890台

登録車の販売台数は一般社団法人・日本自動車販売協会連合会調べ。軽自動車は全国軽自動車協会連合会調べ。

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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