そして、今回登場したインプレッサ「SPORT 2.0i EyeSight Active Style」は、先代「インプレッサXV」と似たような手法で仕上げられた特別仕様車。
少しややこしいですが、日本向けのXVは、先代「インプレッサXV」が現行「XV」になり、今回の「SPORT 2.0i EyeSight Active Style」は、インプレッサの特別仕様車という設定。
特別仕様車といってもフォレスター「X-BREAK」のように、当面は台数も期間も限定というわけではないようで、ほぼカタログモデルのような位置付けのようです。
エクステリアは、シルバーのルーフレール、サンルーフ、ガンメタリック塗装の17インチアルミホイール、サイドシルスポイラー、ルーフエンドスポイラー、リヤフォグランプを装備。ただし、SUV風味を高める前後ホイールアーチとサイドシルをカバーするフェンダーサイドクラッディングなどは用意されません。
ファブリック/合成皮革シート、運転席&助手席8ウェイパワーシート、アルミパッド付スポーツペダル、本革巻セレクトレバー、パワーウインドウスイッチ、トノカバーとインテリアも特別装備がてんこ盛り。
ほかにも、振動・騒音対策強化、クリアビューパック、UVカット機能付濃色ガラス、HIDロービームランプ、キーレスアクセス&プッシュスタート、SRSエアバッグ&SRSカーテンエアバッグ、そしてモデル名どおり「EyeSight」も付きます。
まさに、カタログを見ていて「走る分にはなくても困らないけど、あったらいいな!」という装備が全部付いてきますから、インプレッサ・スポーツを買うならこちらでいかが? という感じが漂います。
じつは、ルーフレールなどがブラックのままの似たような仕様が、荷物をたくさん積むアメリカでは実用的なことから「売れ筋」とのことで、日本では実用よりも見た目重視の仕様になっていますが、似たような仕上がりになっています。
価格は254万8800円で、リニアトロニック/4WDのみの設定です。
■ビッグマイナーチェンジを受けたインプレッサの5つのポイント
https://clicccar.com/2014/11/23/279403/
(塚田勝弘)