ほぼカタログモデルの特別仕様車「インプレッサ SPORT 2.0i EyeSight Active Style」

そして、今回登場したインプレッサ「SPORT 2.0i EyeSight Active Style」は、先代「インプレッサXV」と似たような手法で仕上げられた特別仕様車。

impreza_SPORT_2.0i_EyeSight_Active_Style_02

少しややこしいですが、日本向けのXVは、先代「インプレッサXV」が現行「XV」になり、今回の「SPORT 2.0i EyeSight Active Style」は、インプレッサの特別仕様車という設定。

特別仕様車といってもフォレスター「X-BREAK」のように、当面は台数も期間も限定というわけではないようで、ほぼカタログモデルのような位置付けのようです。

impreza_SPORT_2.0i_EyeSight_Active_Style_04

エクステリアは、シルバーのルーフレール、サンルーフ、ガンメタリック塗装の17インチアルミホイール、サイドシルスポイラー、ルーフエンドスポイラー、リヤフォグランプを装備。ただし、SUV風味を高める前後ホイールアーチとサイドシルをカバーするフェンダーサイドクラッディングなどは用意されません。

impreza_SPORT_2.0i_EyeSight_Active_Style_03

ファブリック/合成皮革シート、運転席&助手席8ウェイパワーシート、アルミパッド付スポーツペダル、本革巻セレクトレバー、パワーウインドウスイッチ、トノカバーとインテリアも特別装備がてんこ盛り。

ほかにも、振動・騒音対策強化、クリアビューパック、UVカット機能付濃色ガラス、HIDロービームランプ、キーレスアクセス&プッシュスタート、SRSエアバッグ&SRSカーテンエアバッグ、そしてモデル名どおり「EyeSight」も付きます。

まさに、カタログを見ていて「走る分にはなくても困らないけど、あったらいいな!」という装備が全部付いてきますから、インプレッサ・スポーツを買うならこちらでいかが? という感じが漂います。

じつは、ルーフレールなどがブラックのままの似たような仕様が、荷物をたくさん積むアメリカでは実用的なことから「売れ筋」とのことで、日本では実用よりも見た目重視の仕様になっていますが、似たような仕上がりになっています。

価格は254万8800円で、リニアトロニック/4WDのみの設定です。

■ビッグマイナーチェンジを受けたインプレッサの5つのポイント
https://clicccar.com/2014/11/23/279403/

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる