トヨタMIRAIだけじゃない。フォルクスワーゲンの燃料電池車【LAオートショー2014】

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もともと、フォルクスワーゲンのモジュラープラットフォームであるMQBでは、こうした燃料電池車も視野に入れているといいます。

ゴルフスポーツワゴン(ヴァリアント)をベースに仕上げた燃料電池車「HyMotion」は高圧水素タンクを4本にわけて配置するなどして、専用ボディを持たないコンバージョンタイプながらキャビンへの影響を最小限におさえているのが特徴です。

●燃料電池関連スペック
燃料電池種類:固体高分子形
水素タンク使用圧力:70MPa
航続可能距離:310マイル(約500km)
システム出力:100kW(136PS)
0-100km/h加速:10秒

日本ではトヨタが市販モデル「MIRAI」を発表、ホンダも燃料電池専用モデルのコンセプトを発表したばかりですが、カルフォルニアでのゼロ・エミッションニーズに対応してドイツ系メーカーのフォルクスワーゲンも燃料電池車へ尽力していることをアピールしています。

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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