連休の旅行や年末年始の帰省など、家族でドライブをすることが増えるシーズンではないでしょうか。
子ども連れでのドライブは公共交通機関を使うよりも便利な一方で、色々と困ることもあるのではないでしょうか。私も二児の父なので、大変な思いをしたこともあります。
そこで、多彩なノウハウを持つ専門家の方に「ファミリードライブが楽しくなる方法」をうかがいました。
家族旅行・子連れ旅行の専門家として、雑誌やWebなどで活躍されている「子連れ旅行アドバイザー」の小暮祥子さんによると、「初めて訪れる土地勘のないような場所で運転に集中している時や、道に迷ってしまったりした際などに限って子どもがグズったり、泣いたりで、パパ、ママも慌ててしまうことは多いようです」とのこと。
そこで、子連れドライブでのお悩み例に数多く接してきた小暮さんに、解決策を教えていただきました。
「長時間のドライブ、とくに高速道路の移動など、景色が単調になると飽きてしまいがち。子どもはやることがなくて飽きてしまいます。前を向いているママやパパの気を引こうと泣いたり、怒ったりすることもあります。おもちゃなどを持たせても長時間になるとすぐに飽きてしまいます」
たしかに、私の長男も出かける前はあんなに楽しみにしていたのに、クルマに乗ってしばらくすると飽きてしまい「まだ〜?」とよく聞いてきます。寝てくれると助かるな、と思うことも多々あります。
ロングドライブは子どもにとっては退屈なものですよね。このようなケースでは、「お気に入りの動画を用意しておくと効果的」とのこと。
「これは次のドライブの時のお楽しみにね、と楽しみに待たせておくとさらに有効です」
なるほど! これは参考になりますね、早速我が家も次回やってみようと思います。
「また、小さなお子さんには簡単な手遊び歌的な、チャイルドシートに乗ったままでもちょっと体の一部を動かして遊べる歌の映像も向いていて、手だけでも動かすことで気分転換になります」だそうです。
動画を選ぶうえでのポイントはあるのでしょうか?
「普段見ているテレビ番組やお気に入りのアニメなどがおすすめです。また、テーマパークに出かけた際のパレードやショーの映像など、自分とパパもママも時々映っている動画ならより興味を持って長い映像でも飽きずによく観るようです」
また、小暮さんからは、「ほかにも、子連れドライブでのお悩みは多くの方が抱えていますが、最近ではカーナビなどの機能を活用することで解決できることは多く、より家族でのドライブを便利で楽しくする方法も増えている」というアドバイスもいただきました。
このようなファミリー層のニーズに応えるべく、カーナビメーカーも機能拡充を図っています。
たとえば、パナソニックの新商品、ストラーダ「美優Navi」は、ブルーレイディスクの再生が可能なので、自宅のブルーレイレコーダーで録画した子ども番組も簡単にダビングして車内で楽しむことができます。
また、子どもがカーナビ画面の映像を観ようと、前のめりの姿勢になってヒヤッとした経験をお持ちの方もいるかもしれませんが、別売のカメラ付きリアモニターを使えば、子どもは後部座席で映像を楽しめます。
さらに、モニターのカメラを通して後部座席の様子をカーナビの画面で確認することもできますから、ドライバーは後部座席を振り返らずに済みますから安全ですし、安心です。しかも、運転中でもカーナビと会話するように発話してスポット検索のできる音声検索も可能なので、急なトイレのリクエストでコンビニを探したり、ドライブ中の立ち寄り先を探したりするのにも重宝しそう。
小暮さんはカーナビの利点だけでなく、事前の準備の大切さに触れています。「クルマの利点は臨機応変に動けること。お子さんを連れたお出かけではスケジュールは緩めにするのがポイント。ただし、事前準備や情報収集は入念にするのが楽しめるコツです」
子連れドライブは、子どもが飽きてしまったり、急なトイレで困ったりしますが、カーナビでこうした悩みを解決しつつ、入念な準備をしておくことで、子どももパパもママもみんなが楽しめるファミリードライブになることが分かりました。
年末年始の帰省など、長時間ドライブする機会が増えるウインターシーズンに向けて、家族でのドライブを安心で、より快適な思い出にするために、カーナビを活用したエンターテイメントなど、車内環境のグレードアップはいかがでしょうか?
■パナソニック ストラーダ美優Navi「RX01」製品ページ
http://panasonic.jp/car/navi/products/RX01/
(塚田勝弘)