ブラジルはGMやフォード、フィアット、VWなどが大きなシェアを占める市場。
そうした中でトヨタのシェアは5%強で第7位のポジション。同社は1958年に海外進出の先駆けとしてブラジルに生産事業体を設立。
ランドクルーザーを10万台以上生産、1998年からは「カローラ」を生産するなど、ブラジルの新車市場の一翼を担って来ました。
一昨年9月には6億ドルを投資した同社3番目となるソロカバ工場が稼動。従業員数約1500名、生産能力7万台/年の工場で、インド工場と同様に海外戦略車「エティオス(ETIOS)」を生産しています。
ブラジルで2012年に同車を発売した当初は内外装の評価が芳しくなく苦戦、その後短期間で仕様を見直したことで現在は徐々に挽回しているそう。
そうした中、ブラジルトヨタは今年11月からこれまでのアルゼンチン向けに加えて南米ウルグアイとパラグアイへの輸出を決定。