現在、マツダのモータースポーツ部門によって、タイヤ、サスペンション、安全装備、そしてパワートレインのレーシング仕様へ向けた開発が行なわれているということです。
発表されている画像は暫定仕様と目されますが、それでもサイドまでしっかり回り込んだロールケージなど、オープンモデルながらドライバーを守るセーフティネットなどカップカーとしては十分な安全装備は確認できます。
そのほか、タイヤはスリックに限りなく近いタイプで、ブレーキがブレンボキャリパーに変わっていること、また液晶パネルの内蔵された多機能タイプのステアリングが装着されていることも確認できます。
従来までのロードスター・ワンメイクレースについて、2015年までは継続されるようですが、果たして4代目ロードスターのカップ仕様がどれほどのパフォーマンスを見せるのか。そしてグローバルカップとして世界統一規格でのシリーズとしてどのような発展を遂げるのか、興味津々のレーシングプロジェクトです。
(山本晋也)