ルノー・ジャポンは凄まじい勢いで限定車をリリースしています。先日のカングーに続いて今度はBセグメントのコンパクトカー、ルーテシアの限定車が10月25日発表され11月6日より販売開始となります。
ルーテシアは2014年ルノーブランドのクルマの中で、カングーを凌ぎ最も新車が売れたクルマです。今回発表された100台の限定車、ルーテシア クレールはルーテシアの売れ筋グレードインテンスをベースに明るく開放的な室内を演出する固定式のガラスサンルーフ「パノラミックルーフ」を採用しています。車名のクレールはフランス語で光や明るさを意味しています。
さらに専用装備として、フロントグリルやサイドモール、トランクリッドのメタルフィニッシャーを赤(ルージュ)に変更。トータルコーディネートを狙い、17インチのアルミホイールをはじめインテリアではハンドル、エアコンの吹き出し口、ドアトリムフィニッシャーにアクセントとして赤が使用されています。
ボディカラーは白のブラン グラシエとグレーのグリ カシオペメタリックの2色を用意しています。同じ仕様ながら、白はオシャレさをまたグレーはレーシーな雰囲気が漂います。白は女性、グレーは男性に似合うと思います。1.2L直噴ターボ+6速デュアルクラッチというパワートレインを搭載したルーテシア。このクレールが走り去る姿を見るとホイールやサイドモールに使用されているルージュが残像として目に焼き付きそうです。
パノラミックルーフをはじめ、様々な専用装備が標準装備になっているにもかかわらず、希望小売価格はベース車からわずか5万円アップの249万8000円です。
ガラスルーフ装着車は中古車になっても人気が高いので、この5万円の差額は確実に元が取れるでしょう。ブラン グラシエが50台、グリ カシオペメタリックが50台の計100台。個人的にはボディの映り込みがキレイなグリ カシオペメタリック推しです。このルーテシア クレールは激しい争奪戦が繰り広げられそうです。