さて、レヴォーグにステーションワゴンの座を譲り渡した新型レガシィですが、北米市場で主力のレガシィ・アウトバック、そしてレガシィB4の2本立てになっているのは、こちらでもご紹介したとおり。
残念ながらステーションワゴンは、日本をメインとした「ガラパゴス化」していた状況だそうで、日本にはオーバーサイズな大型化したボディもあってレガシィ・ツーリングワゴンは消滅したわけです。
スバル・ラインナップのフラグシップモデルという位置づけのレガシィ・アウトバックは、2.5L水平対向エンジンを搭載し、駆動方式はもちろん4WD(シンメトリカルAWD)、CVTであるリニアトロニックが組み合わされています。
レガシィ・アウトバックのボディサイズは、全長4815×全幅1840×全高1605mm、ホイールベースは2745mmで、現行型よりも25mm長く、20mmワイド。全高とホイールベースは変わっていません。
全長と全幅が少し大きくなっていますが、現行型で取り回しや駐車場などでまったく問題のなかった人なら買い替えも許容範囲でしょう。
レガシィB4は、全長4795×全幅1840×全高1500mmで、現行比で全長は50mm長くなり、全幅は20mmワイドに、全高は5mm低くなっています。2750mmのホイールベースは変わっていません。
価格はベースモデルが313万2000円、アウトバック・リミテッドは340万2000円。
レガシィB4は、スバル・セダンの旗艦モデルで、パワートレーンや駆動方式はアウトバックと同じで、価格は286万2000円〜307万8000円です。
■新型レガシィにはB4/アウトバックのみでツーリングワゴンがないのはなぜか?
https://clicccar.com/2014/10/01/271116/
■スバル・レガシィとアウトバックが北米で安全性の最高評価を獲得【動画】
https://clicccar.com/2014/08/25/265173/
(塚田勝弘)