増税後も販売を伸ばす「軽」と「輸入車」はこのクルマ!

日本の自動車メーカー各社は国内販売の中心が利幅の大きいミニバンから対極の軽自動車や小型車に移行したことで、好調な米国など海外市場を含めた世界販売で経営のバランスをとっているのが実情。

そうした中、国内市場で着実に販売を伸ばしているのが独車を中心とする輸入車。 

INPORT

2009年のリーマンショック以降、再びシェアを拡大して来ており、昨年は28万台を販売(シェア:5.2%)、今年に入っても1-9月の間に既に21.3万台(前年同期比+4.4%)を販売しており、このペースで行けば昨年を越えそうな勢い。

長らく足踏みする国産セダンに成り代わってその存在感を増しつつあります。

VW_Golf

ちなみに今年の輸入乗用車販売台数トップはVW(5万台)、2位はメルセデスベンツ(4.4万台)、3位はBMW(3.3万台)、4位はAUDI(2.3万台)、5位はMINI(1.2万台)、6位はボルボ(1万台)で、メルセデスベンツがVWを猛追しています。

2014.09
(2014年のデータは9月現在)

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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