日本の自動車メーカー各社は国内販売の中心が利幅の大きいミニバンから対極の軽自動車や小型車に移行したことで、好調な米国など海外市場を含めた世界販売で経営のバランスをとっているのが実情。
そうした中、国内市場で着実に販売を伸ばしているのが独車を中心とする輸入車。
2009年のリーマンショック以降、再びシェアを拡大して来ており、昨年は28万台を販売(シェア:5.2%)、今年に入っても1-9月の間に既に21.3万台(前年同期比+4.4%)を販売しており、このペースで行けば昨年を越えそうな勢い。
長らく足踏みする国産セダンに成り代わってその存在感を増しつつあります。
ちなみに今年の輸入乗用車販売台数トップはVW(5万台)、2位はメルセデスベンツ(4.4万台)、3位はBMW(3.3万台)、4位はAUDI(2.3万台)、5位はMINI(1.2万台)、6位はボルボ(1万台)で、メルセデスベンツがVWを猛追しています。