ダイハツの軽自動車作りのノウハウが活かされた「アジア」はマレーシアの「新型国民車」

インドネシア アストラ・ダイハツ・モーター社の小型車「アイラ」に続き、軽自動車の技術を活用したグローバルAセグメントプラットフォームを使い、マレーシアの事情に最適化させています。

DAIHATSU_axia_02ボディサイズは全長3640×全幅1620×全高1510mmと、軽自動車よりもひと回り大きく、日本のコンパクトカー(リッターカー)よりもひと回り小さいサイズ。

DAIHATSU_axia_03DAIHATSU_axia_04 ミライースで培った低燃費、低価格の技術やノウハウを応用し、燃費は21.6km/L(EU燃費モード/MT)を誇ります。

排気量は998ccの「1KR-DE」エンジンで、5MTと4ATを設定。

DAIHATSU_axia_05 DAIHATSU_axia_06価格は、24,600〜42,500マレーシアリンギで、日本円にすると約82万4000円〜142万4000円(33.5円換算/2014年9月12日時点)と日本の軽自動車とほとんど変わらない価格帯といえるでしょう。

限られたボディサイズに広い空間を確保するのは日本の軽自動車のお家芸ですから、今後アジアなどの新興国でも日本の軽自動車作りのノウハウを武器に、存在感をより高められるか注目です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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