さらに、6月に発表され、夏以降に発売するとされていた「T-Connect」対応SDナビゲーションを採用したのも注目です。
「T-Connect」は、クルマだけでなく住宅と電力会社、そしてユーザーとをつなぎ、エネルギー消費を制御して省エネを目指す独自の「トヨタスマートセンター」と通信でつながることで、多彩なサービスが得られる車載カーインフォテインメント。
音声対話と経路の先読みでドライブをサポートする「エージェント」をはじめ、ナビゲーションにアプリを「Apps(アップス)」、安心・安全に関するものや情報などのサービスをまとめた「オンラインケア」を享受できます。
アプリは、トヨタによるもの以外にも、一般法人が提供元になるためのオープンな開発環境も用意されており、トヨタの認証を得たアプリをダウンロードすることも可能。
インテリアでは、オーディオスイッチの形状やヒーターコントロールパネルの液晶表示、スイッチ形状を変更することで立体的なセンタークラスター構造を表現し、夜間のスイッチ照明をブルーに変更したほか、フロント足元照明を採用するなど、上質な空間演出がされています。
燃費も向上していて、JC08モード燃費23.4km/Lに加えて、「ハイブリッド」の16インチアルミホイール(オプション)装着車は、25.4km/Lを達成。
また、足まわりのチューニングにより高速安定性が高められたほか、路面からの振動を低減することで上質な乗り味を実現しているほか、ドアの防音材追加やカーペットの改良を行うことで静粛性も向上させることで、走りにも磨きが掛けられています。
(塚田勝弘)