スズキの軽トラ「キャリイ」に、『AGS(オートギヤシフト)』搭載モデルが、KCエアコン・パワステ装着グレードに新設定されました。
AGSとは、マニュアルトランスミッションをベースに、電動油圧式アクチュエータで、クラッチ操作とシフト操作を自動で行なうというもの。すでに新興国向けのモデルでは採用実績のあるシステムで、MTをベースとすることでローコストかつ伝達効率に優れるというのがメリットとなっています。
なお、燃料消費率は2WDで19.4km/Lとなっています。同等グレードの3ペダル5速MTでは18.6km/Lの燃費性能ですから、AGSによるシフトチェンジタイミングの最適化が効いているといえそうです。