スズキ「キャリイAGS」軽自動車唯一のロボタイズドMT

スズキの軽トラ「キャリイ」に、『AGS(オートギヤシフト)』搭載モデルが、KCエアコン・パワステ装着グレードに新設定されました。

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AGSとは、マニュアルトランスミッションをベースに、電動油圧式アクチュエータで、クラッチ操作とシフト操作を自動で行なうというもの。すでに新興国向けのモデルでは採用実績のあるシステムで、MTをベースとすることでローコストかつ伝達効率に優れるというのがメリットとなっています。

なお、燃料消費率は2WDで19.4km/Lとなっています。同等グレードの3ペダル5速MTでは18.6km/Lの燃費性能ですから、AGSによるシフトチェンジタイミングの最適化が効いているといえそうです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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