新型ポルシェ「カイエンターボ」SUVの王者に君臨するか!?

キング・オブ・カイエンである「カイエンターボ」は、大パワーによりあらゆる走行シーンでモアパワーを感じさせない圧倒的な走りが魅力です。

Cayenne Turbo4.8LのV型8気筒ツインターボエンジンは、従来の500ps/6000rpmから520ps/6000rpmに20psパワーアップし、最大トルクも700Nm/2250〜4500rpmから50Nmアップの750Nm/2250~4000rpm。

発進からわずか4.5秒で100 km/hまで加速(オプションのスポーツクロノパッケージを装着すると4.4秒)し、最高速度は279 km/h、燃費は11.2~11.5L/100 km(CO2 排出量は261~267g/km)。なお、「カイエンターボ」の価格は、1720万円という設定です。

ニューカイエンのシャーシは、快適性を重視したセッティングに振られたそうですが、「カイエンターボ」を中心としたダイナミックな走りは依然健在とのこと。

現代のSUVですから洗練された快適な乗り心地なのはもちろん、スポーティな走りとの両立がより高次元になっているそうですから、新型に移行しているレンジローバー(スポーツ)やBMW X5、メルセデスのMクラスあたりとの主導権争いにも注目です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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