トヨタ 期間従業員の社員登用拡大で国内生産力確保へ

2007年には過去最高となる1250人を正社員に登用したそうですが、その後リーマンショックにより国内の景気が後退、生産減の影響から2010年度以降は100人を割り込んでおり、昨年度は40人となっていた模様。 

しかし昨今の景気回復傾向に合わせて製造現場では人手不足が顕在化しており、期間従業員の確保が困難になって来ていることから、正社員登用枠を拡大することで優秀な人材を確保、競争力を維持する作戦に。 

TOYOTA

これまでの人事部採用計画に基づく登用人数の上限を撤廃、各職場管理者の推薦を優先して正社員登用出来るように変更。 

トヨタと言えども国内生産300万台維持に向けた「ものづくり」のための人材確保に腐心しているようです。 

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 (Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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