今回の一部改良の目玉は、ズバリ燃費。2WDの「S」、「X」、「ハイウェイスターX」、「ハイウェイスターG」に、「日産デイズ ルークス」にも搭載されているバッテリーアシストシステムを採用しています。
同システムは、減速時にオルタネーターで発電した電力をニッケル水素電池に充電し、オーディオやナビなどの電装品に使うもの。
ガソリンを消費してしまうオルタネーターの発電頻度を下げることで、ガソリン消費を抑えることが可能になります。このバッテリーアシストによりJC08モード燃費は、軽ハイトワゴンナンバー1の低燃費30.0km/Lを達成。
また、課題だった加速時のパンチ力不足ですが、吸気ダクトレイアウト変更による吸気の低温化やトランスミッションのギヤ比変更などにより、加速性能を向上させているそうですから朗報です。
さらにボディカラーを一部見直し、新色3色を追加して全10色を用意。華やかで鮮やかなソリッド調のアゼリアピンク、 ハイライトにゴールドの粒子がキラキラと輝くモカブラウン、ハイライトにほんのりとピンクが浮かび上がる優しくエレガントなピンクゴールドの新色3色は、主に女性ユーザーをターゲットにしています。
なお、今回の一部仕様向上で、「J」、「S」、「X」のアンテナを変更し、全グレードのアンテナがルーフアンテナになっています。
「ハイウェイスターGターボ」をのぞく全車が「免税」対象で、価格は2WDが109万8360円〜152万7120円、4WDは127万3320円〜161万2440円です。
(塚田勝弘)