「BMW 320i Core」登場! BMWがいま「現実」に近づいた!!

BMWの主力モデルである3シリーズは、日本の狭い道路でも取り回ししやすいのが特徴のひとつ。さらに現行型は、全長を伸ばしながらも日本向けはドアハンドルのデザインを変更することで、全幅を1815mmから1800mmに抑制。マンションなどに多い機械式立体駐車場に対応しやすいように配慮するなど、BMWの「やる気」が伝わってくるモデルです。

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もちろん、最大の魅力は「駆けぬける歓び」のコピーが示すとおり、BMWならではの走りの良さで、あのステアリングを一度は握ってみたいという憧れを抱いている人も少なくないはず。

そして、3シリーズは走りだけでなく、居住性や積載性などの実用性も高次元に兼ね備えていて、冒頭で記したようにサイズ的にも日本にジャストとなれば人気が集まるのも頷けます。

そのBMW3シリーズに、「BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアム」と「ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」という人気オプションを備えた特別仕様車「BMW 320i Core」が設定されました。

「BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアム」は、本来は3年間の有料オプション。私も何度か取材していますが、これは本当に便利。

365日24時間対応してくれる「BMWドライバー・サポート・デスク」は、ドライバーが音声でオペレーターと会話しながらレストランやレジャースポットを探してくれて、会話しながら気に入った店を決めると、オペレーターが位置情報をナビに送ってくれます。もちろん、即目的地に設定できます。

ほかにも、車内で最新ニュースの閲覧やインターネットラジオ、SNSなどが楽しめるほか、スマホを使ってクルマの遠隔操作が可能。

こちらも驚くほど多彩で、スマホでエアコンの起動やドアのロック/アンロックなどができます。ほかにも、大きな駐車場などで愛車の位置を表示したり、夜間の駐車場でライトを点滅させたりして、愛車を「発見」するのも手持ちのスマホで済んでしまいます。

そのほかにもBMW SOSコールや車両の情報を正規ディーラーに自動的に通知してくれるBMWテレサービスからなる「BMWコネクテッド・ドライブ・スタンダード」ももちろん用意。

また、先行車との車間距離を維持する「ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能)」も搭載。

「走っては停まって」を繰り返す高速道路での渋滞は、ドライバーが最も疲れるシーンといえるでしょうが、これがあると休日の渋滞でもずいぶん楽になります。

車間距離維持機能だけでなく、車線逸脱の警告や衝突回避・被害軽減ブレーキ、前車接近警告機能も備わりますから、油断は禁物ですが、頼もしい安全装備といえます。

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気になる価格は449万円で、320i(AT)の477万円からなんとプライスダウン! しかし、150台限定ですので本当に早い者勝ちです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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