いまや新車販売の約4割を占める軽自動車。中でもタントやスペーシア、デイズルークス/eKスペースなどのハイトワゴン(スーパートールワゴン/トールワゴン)の人気ぶりは、軽自動車がファミリーユースのファーストカー、もちろんセカンドカーとしても定着している証でしょう。
そうなると、近所の足としてだけでなく、高速道路などを使ってのワンデードライブなど、ある程度長距離も走るはずです。
高速道路や山道を走る機会が増えれば、街中よりも速度域が高くなり、コーナーが多くなれば、背の高いハイト系ワゴンだと重心が高いぶん「ふらつき」が起こりやすい傾向にあるとして、ブリヂストンがリリースしたのが「ECOPIA EX20C TYPE H」です。
「エコピア」シリーズですからもちろん、燃費を重視したタイヤですが、先述したようにふらつきを抑えるため、「パワーサイド構造」という専用設計を採用することで、街中での小まわりや据え切りによる偏摩耗に配慮しながら、街乗りから高速走行時までふらつきを抑制。
さらに、ブリヂストン独自の新タイヤ開発技術「ULTIMAT(アルティメット) EYE(アイ)」を用いることで、相反する性能である低燃費性能とウェット性能(濡れた路面での滑りにくさ)を高次元で両立しています。
価格はオープンで、タイヤサイズは155/65R14 75Hと165/55R15 75Vの2種類。なお、同サイズの「ECOPIA EX20C」も併売されます。
(塚田勝弘)