フォードが新世代のステアリングシステムを発表しました。
12か月以内に市販車に採用、その後は拡大が予定されているという新世代のシステムは、ステアリングのギア比を可変タイプとしているのが特徴です。
運転のしやすさを画期的に向上させるというもので、 最小限の操作で自然なハンドリングを味わえる様は動画でも公開されています。
動画からもわかるように、 いわゆる車速感応型の可変ギアレシオ・ステアリングですが、フォードのシステムはステアリングホイールに内蔵したアクチュエータにより可変ギアを実現しているのも特徴。これまでの可変ギアレシオ・システムよりもシンプルな構造で、多くの部分では従来のステアリングユニットを利用できるといいます。ですから、コストアップを最小限に留めて、運転のしやすい可変ギアレシオが実現可能なのです。
(山本晋也)