カロッツェリアの「サイバーナビ」が切り拓き、パナソニックそしてケンウッドも参戦したヘッドアップディスプレイ。
ケンウッドは、昨年5月に「彩速ナビゲーション」の「MDV-737DT」とヘッドアップディスプレイをセットした「MDV-737HUD」をリリースしていましたが、セットモデルのみだったためか大きく台数を伸ばせなかったようで、今回はヘッドアップディスプレイユニット「HUD」を追加オプションとして設定しました。
「MDV-737HUD」で好評だったルームミラーへの取付や必要な情報を最適なタイミングで提供する「ドライブサポート表示」はそのままに、下記の「彩速ナビゲーション」に対応。
同社が独自開発した「D-ILA」デバイスはハイエンドプロジェクター市場において、高精細かつ高コントラストと高い色再現性などが高く評価されてきたもので、「D-ILA」プロジェクターで培った技術を活用し、小型化してHUDユニットに応用しています。
「D-ILA」は高解像度かつ階調表現が豊かで、文字や模式図だけでなく、高解像度の画像表示が可能であり、HUDユニットとしての表示方式に適しているとのこと。
対応機種は「MDV-Z701W/MDV-Z701」(2014年モデル/ver1.0.0045.110~)、「MDV-Z700W/MDV-Z700」(2013年モデル/ver1.30055.0100~)、「MDV-737DT」(2012年モデル/ver1.8.0064.0100~)。
発売は5月中旬からで価格はオープンですが、店頭予想価格は10万円です。
(塚田勝弘)