スバルWRX、WRX STIが米国の安全評価で「トップセイフティピック」獲得

スバルといえば、「アイサイト」のプリクラッシュセーフティが思い浮かぶようになりましたが、パッシブセーフティの重要性は高まることがあっても低くなることはありません。

wrx_sti_02北米向けの2015年型のスバルWRX、WRX STIが「IIHS(道路安全保険協会)」が行う最新の2014年の安全性評価で「トップセイフティピック」を受賞しました。

「トップセイフティピック」を受賞するには、前面、側面、後面衝突に加えて、ロールオーバー(車両転覆)時の安全評価すべてにおいて最良の乗客保護性能を持ち合わせたクルマとして、最高の「Good」を獲得し、さらに、2012年に導入されたスモールオーバーラップ試験でも「Good」または「Acceptable」を獲得することが必要。

wrx_stiスモールオーバーラップ試験とは、車両の前面コーナー同士の衝突や、車両の前面コーナーと電柱など、前方にある障害物との衝突を想定した非常に厳しい衝突試験(衝突時の力が集中しがち)です。

同試験では、車両前面の運転席側 25%に渡る範囲を高さ5フィート(約1.5m)の衝突試験用バリヤに時速40マイル(約64キロメートル)で衝突させるもの。

2015年型WRX、WRX STIは、これら5つの安全性評価項目において最高評価「Good」を得ています。

なお、この他のスバル車については、2014年型のレガシィ、アウトバック、インプレッサ、SUBARU XV クロストレック(日本名スバルXV)、2014年型と2015年型のフォレスターがすでに「トップセイフティピック」を獲得しています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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