ステーションワゴン派生型のSUV系クロスオーバーは、現在のレガシィ・アウトバックをはじめ、アウディのA4とA6に設定されているオールロードクワトロ、フォルクスワーゲンのパサートオールトラック、ボルボのXC70などがあります。
決して多彩な選択肢が用意されているわけではありませんが、ステーションワゴンそのものといえる積載性の高さと、雪道やラフロード程度であれば難なく走りきる悪路走破性の高さが魅力でしょう。
4月16日のプレスデーから開幕するニューヨーク国際自動車ショーで披露される新型「アウトバック」は米国仕様。まだチラ見しかできませんが、現行よりも洗練されたボディラインやコの字型のデイライトが印象的です。
従来同様に乗用車、SUV、ワゴンのいいとこ取りをしたスバル・クロスオーバーの最上級車種という位置付けで、すでにティーザーページも開設されています。
レガシィが国内から消えてレヴォーグにバトンを渡し、人気だったレガシィ・アウトバックの後継がどうなるかは分かりませんが、レヴォーグ・アウトバックでもいいので、「XV」よりもひと回り大きなクロスオーバーの登場も期待したいところです。
■スバル・グローバルサイト
http://www.subaru-global.com/2014ny.html
(塚田勝弘)