プジョー史上最高馬力「RCZ R」は限定150台、価格540万円!

昨年の東京モーターショーでお披露目されたプジョー「RCZ R」が発売されました。

RCZといえば、両サイドが隆起したような「ダブル バブルルーフ」が目を惹きますが、今回登場した「RCZ R」は、外観はもちろん、「プジョー スポール」もよるチューンナップで走りを磨き上げたモデル。1.6Lターボと6MTの組み合わせでプジョーの市販モデル史上最高となる270ps/330Nmまで向上されています。

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ノーマルの200ps仕様に対して、シリンダーブロックに耐久性を高めるため特殊な熱加工を施し、ピストンヘッドはF1に使用されるレベルのアルミ素材を採用。さらに、ターボチャージャーを大型化し、エキゾーストマニフォールドとハウジングを一体化して高温を保つことで吸気効率の最大化を可能にしています。

それでいながらCO2排出量を7%低減し、「ユーロ6」の排ガス規制に対応しているのも自慢。

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また、車高をノーマル仕様よりも10mm下げ、重量も10kgダイエット。380mmの大径フロントブレーキディスクやフロント4ポッド・レッドキャリパーで制動力も高められ、19インチタイヤを装着。

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さらに、足まわりにトルセンLSDを備え、高速コーナーなどで左右の車輪に生じた回転差を補正し、高速安定性とコーナーリング性能をブラッシュアップ。

左ハンドルのみで、価格は540万円。限定150台のスペシャルモデルになっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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