「スカイアクティブ」技術と新デザインテーマ「鼓動(こどう)」を軸に、魅力的なモデルを次々と世に送り出しているマツダ。先日のジュネーブモーターショーでは、次期デミオの「マツダ跳(HAZUMI)」を出展しています。
去る3月15日、16日に「マツダR&Dセンター横浜」で開催された「サステイナブル Zoom-Zoom フォーラム2104」は、同社の最先端技術が分かるイベントで、今年で8回目になります。
中学生以上を対象にした同フォーラムでは、新デザインテーマの「魂動(こどう)-Soul of Motion」プレゼンテーションをはじめ、新塗装技術「匠塗 TAKUMINURI」、環境・安全に関する将来技術を紹介。
中でも注目を集めたのが、圧縮天然ガス(CNG)を燃料とする「Mazda3 SKYACTIV-CNG(スカイアクティブ・シーエヌジー)」、デミオEVを使ったREレンジエクステンダー、先進の安全運転支援システムを搭載した「マツダ アテンザ ASV-5(エーエスブイ・ファイブ)」で、マツダの最先端技術を垣間見ることができただけでなく、技術陣とのディスカッションも用意されていました。
以前も試乗記をご紹介しましたが、デミオEVのレンジエクステンダーは、発電機用の330ccのロータリーエンジンを搭載してEVの課題である航続距離を延ばすもの。デミオEVの倍近い400km近くまで距離を延ばすことができます。
現地点では市販化の予定はないそうですが、ロータリーエンジンの開発の火を絶やさず、こうした技術でまた新しい時代に対応する同エンジンの登場に期待したいところです。
■マツダ電気自動車の走行距離を「ロータリーエンジン」で2倍に!【デミオEVレンジエクステンダー試乗】
https://clicccar.com/2013/12/31/241386/
(塚田勝弘)