これは血が騒ぐ!
2月17日、BMWジャパン本社で、スーパーGTのGT300クラスに参戦する「BMW Sports Trophy Team Studie」の記者会見が行われました。メインはチーム体制の発表だったのですが、その体制発表会で、もうひとつ胸ワクワクの発表がありました。「BMW Z4 Challenge」という企画がソレです。これは、プレイステーション3用リアルドライビングシミュレーターソフト「グランツーリスモ6」のなかで、レーシングカーのBMW Z4 GT3を使ったタイムトライアルを行い、ユーザーがゲーム内で出したタイムと実車のBMW Z4 GT3が走ったタイムを競うというイベント。優勝者は、2014年6月にトルコ・イスタンブールのサーキットで行われるイベント「M Power Experience 2014」に招待されるというものです。
ちなみに、今回結成されたスーパーGTのチームは、BMWカスタムショップの雄であるStudieを、BMWのインポーターであるBMWジャパンがサポートするという、これまでにない形で結成されたチームです。この新しい形のチームが結成されたからこそ実現した企画が、このゲームと実車をミックスしたユニークな試みである「BMW Z4 Challenge」だといえるかもしれません。
BMW Z4 Challenge。まず行われるのは予選です。予選が行われるのは、2014年2月18日15時から3月5日15時までの期間。「グランツーリスモ・ドットコム」上の登録フォームからエントリーし、「シーズナルイベント」で開催されるオンライン予選タイムトライアルに参加します。ユーザーエントリー終了後、3月6日に実車のBMW Z4 GT3のシェイクダウンテストが行われます。この走行タイムを上まわっていたユーザーが予選通過です。上まわれなかった人は予選敗退となりますが、予選参加者には全員に、参加特典として、ゲーム内で利用できる特別限定カラーのBMW M4がプレゼントされます。
予選を通過したら次はオンライン本戦。この期間は2014年3月14日15時から3月31日15時です。予選通過者のみが参加できるオンライン本戦を「グランツーリスモ6」上で行います。本戦参加者は、自分が記録したタイムが、5月3日に富士スピードウェイで開催されるスーパーGT第2戦で記録されるBMW Z4 GT3のタイムを上回れば勝利となります。
そしてBMW Z4 Challengeオンライン本戦での上位10名とアジア各国の予選通過者代表は富士スピードウェイに招待され「グランツーリスモ6」を使った最速ユーザーを決める決勝イベントに参加できます。この決勝での優勝者は、優勝賞品として2014年6月にイスタンブールで開催されるサーキット・イベント「M Power Experiece 2014」に招待されるのです!
それにしても、実車のレーシングカーとタイムを競うなんてことは、BMWジャパンとスーパーGT参戦チームのコラボがあったからこそ実現された試みといえるかもしれません。誰でもレーシングカーと競えるなんて、燃えてきますよね。
この「BMW Z4 Challenge」。詳しくは、BMW公式サイト(bmw-m-heat.jp)、もしくはグランツーリスモ6のBMW Z4 Challengeのページ(http://www.gran-turismo.com/jp/products/gt6/event/bmw_z4_challenge/)をご覧ください。
(まめ蔵)