スズキのグローバルコンパクト「セレリオ」デビュー

2014年2月5日に開幕したインド・オートエクスポと、2014年3月4日に開幕するジュネーブモーターショーの出展概要をスズキが発表しています。

そのふたつのショーでスズキが主役とするのがグローバルコンパクトのニューモデル「CELERIO(セレリオ)」です。

CELERIO_india

インド市場に投入される「セレリオ」は、マニュアルトランスミッションをベースとした新しい「Auto Gear Shift(オートギヤシフト)」に、1リッターのK10エンジンを組み合わせたパワートレインに加え、ボディに高張力鋼板を採用するなど材料の見直しによる軽量化などで燃費性能を向上させているそうです。

●インド向け仕様の主なスペック
全長:3600mm
全幅:1600mm
全高:1560mm
車重:810kg~830kg

 CELERIO_geneva1

ジュネーブに登場する「セレリオ」はもちろん欧州仕様となります。公開されている画像では外観は共通ですが、欧州市場でのニーズに合わせた環境性能やユーティリティを満たしているということです。

そのほか、インドでは大型セダンのコンセプトカー「Concept CIAZ(コンセプト シアズ)」を参考出品しています。こちらは、2013年4月の上海モーターショーで世界初公開したコンセプトモデル「Authentics(オーセンティックス)」のインド版という位置づけです。

■関連記事
【動画】スズキ「AUTHENTICS(オーセンティックス)」
中国向けスタイリッシュセダンを世界初公開 【上海モーターショー】
https://clicccar.com/2013/04/21/218279/

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる