メルセデス・ベンツ「新型Vクラス」動画・画像ギャラリー -日本人好みのミニバンスタイルか?

メルセデス・ベンツのMPV(マルチパーパスビークル )であり、両側スライドドアを備えた「Vクラス」がフルモデルチェンジ。その姿を公開しました。ドイツ本国での発売は2014年5月を予定しているそうです。

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メルセデス・ベンツらしい威風堂々としたアピアランスは、乗用車的な個性を強めています。

最大定員は8名、対面シートなど多くのアレンジが可能なキャビンとなっています。またリヤゲートのウインドウは独立して開閉可能で、小物を入れるときなどはウインドウを開くだけで出し入れできるよう工夫されています。

ニーズに合わせて選べるようボディバリエーションも豊富に用意されています。全長は4895mm、5140mm、5370mmの3種類をラインナップ。ホイールベースは3200mmと3430mmの2種類、車高は1.88mを基本設定としています。

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パワートレインは、6気筒に匹敵するパフォーマンスが売りの2ステージツインターボの4気筒ディーゼルとなっています。

排気量は2143ccで共通ながら、出力違いで3種類をラインナップ。それぞれグレード名とスペックの関係は、V200 CDI(100kW・330Nm)、V220 CDI(120kW・380Nm)、V250 BlueTEC(140kW・440Nm)と発表されています。このディーゼルターボには、6速MTもしくは7G-TRONIC PLIS(7速AT)が組み合わせられます。

なお、最新の排ガス規制であるユーロ6については、現時点でV250 BlueTECのみがクリアしています。

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新型Vクラスのプロモーションビデオも公開されました。アウトドアやビジネス、ファミリーユースなどミニバンに考えられる様々なシチュエーションで活躍する必見の内容です。

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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