先日、国内生産累計1億5000万台という、輝かしい実績を発表したトヨタ。2013年のトヨタの販売台数は、前年から2%アップとなる998万台で、自動車メーカー初の1000万台超えまで目前に迫りました。
2位はGM、3位はここ数年急激に台数を増やしているフォルクスワーゲンで、2014年もこの3大自動車メーカーのシェア1位争いが続くはずです。
トヨタの2014年の計画ですが、消費税増税を受けて国内は落ち込むとの読みから前年比5%ダウンの218万台。その分は、好調な北米や中国などの大市場で稼ぐ狙いで、6%アップの814万台として、世界販売台数の合計は1032万台を計画しています。
国内市場が縮小するとサプライヤーを含めて日本のモノ作りにさえ影響を与えますが、豊田章男社長は、「国内生産300万台体制を守る」としていますから国内生産にこだわりながらも2年連続1000万台生産超え、販売台数1000万台超の3年連続世界一へ注目が集まります。
(塚田勝弘)