今年のフルモデルチェンジがアナウンスされている「ボルボXC90」。その前に昨年の東京モーターショーでも披露された「コンセプトクーペ」など、デザインのモチーフとなるコンセプトカーがすでに登場しています。
フロントの横顔とリヤなどのスケッチが公開されていた「ボルボ・コンセプト・XCクーペ」がデトロイトモーターショーに先立ちフォトデビューしました。
アクティブなアウトドアライフスタイルと、世界トップクラスの安全性をユーザーに提案するという同コンセプトカーは、2ドアSUVというコンセプトカーらしい大胆な作りで、クーペの名にふさわしい流麗なフォルムが印象的。
外観では21インチタイヤを収める足まわり、フロントノーズの長さもヴィジュアル面で重要視された点で、T字型のランニングライトがフロントマスクをクールなものにしています。
リヤではピラーからテールまでL字型に配置されたリヤコンビランプが目を惹きます。さらに、ボディの前後スポイラー下に配されているゴム製のオレンジのアクセントもコンセプトカーならではの試みといえるでしょう。
また、「SPA」と呼ぶ次世代プラットフォームを使い、ボディは高強度ボロン鋼によりコンパクトでありながら安全性を高めることが可能とのこと。
ボルボは、1997年にV70クロスカントリーを導入し、新しいセグメントを作りあげましたが、XC90、XC70、XC60、V40クロスカントリーなど現在のボルボ・クロスオーバーの新しい試みに注目です。
■「ボルボ・コンセプト・XCクーペ」を披露!【デトロイトモーターショー2014】
https://clicccar.com/2013/12/17/240313/
(塚田勝弘)