ランボルギーニ「ウラカンLP610-4」610ps/4WDのガヤルドの後継

ボローニャのサンタアガータ工場で、10年間に渡り生産された1万4022台のガヤルド。少ないと見るか多いと見るかは意見が分かれそうですが、フランス、アメリカ、インドネシア、そしてドイツと親会社の国籍を変えながらも存続してきた猛牛は、アウディの手によって現代的に洗練されて甦ったわけですが、ガヤルドの貢献はもちろん大きなものがあります。

LP610-4

後継モデルとして写真が公開されたランボルギーニ「Huracan(ウラカン)LP610-4」は、伝説の闘牛ウラカンから命名されたとのことで、滑舌の悪い私はガヤルドと同様に、スムーズに車名が出てきそうもありません。

シャープなエッジが彫りの深さを感じさせるフロントグリル、フルLED化されたヘッドライトが目を惹くボンネットに収まる心臓部は、車名のとおり610psを発揮する5.2LのV10で、アウディR8のV10の525psよりも85ps、ガヤルドLP560-4よりも50psパワーアップ。

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組み合わされるトランスミッションは7速DCTで、0-100km/h加速は3.2秒、最高速度は325km/hに達します。駆動方式はピークパワーと同様に、車名の最後からも分かるように4WDになります。

上質なナッパーレザーが目を惹くインテリアでは、12.3インチのフルカラーTFTの採用がニュースで、レブカウンターからナビゲーション用マップ、インフォテインメントまでがすべて表示され、ドライバーが自由に構成を変えられるというもの。

正式デビューは2014年のジュネーブモーターショーになります。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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