別れを惜しむ男同士、友情じゃなくそのわけは?【動画】

フォード・ヨーロッパの、エコブースト・エンジンの性能をアピールするCMです。「長いお別れ(原題:The Long Goodbye」というタイトルがつけられたこの動画。初老の男性と中年(?)の男性が、抱き合って別れを惜しんでいます。どこかへ旅立つのでしょうか?

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ちなみに「長いお別れ」というのは、レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説のタイトルとしても有名で、1973年にロバート・アルトマン監督で映画化され(「ロング・グッドバイ」)、2007年には村上春樹氏も翻訳し「ロング・グッドバイ」というタイトルで出版していますね。

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そしてフォードに乗って旅立つ男性。ふたりが別れを惜しんでいたわけはなんだったんでしょうか?

なんと、クルマの燃費がいいために、ガソリンスタンドの店員さんとしばらく会えないから別れを惜しんでいたという設定のようですね。超ベタな内容ですが、ちゃんと作り込んであるので、短い時間の中でも楽しめるCMでした。

(まめ蔵)

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まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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