ブリヂストンのスポーツ系タイヤといえば「POTENZA(ポテンザ)」ですが、いまではスポーツカー以外のセダンなど幅広い車種に装着されています。
今回ついに日本でも発表された「POTENZA Adrenalin RE002」は、すでに欧州やアジアなどで発売されており高い評価を得ているそうで、スポーツカーはもちろん、セダンやクーペなどに乗るスポーツ指向の強いユーザーに応えるスポーティタイヤ。発売は2月1日からです。
高いブロック剛性と排水性の両立を実現したパターンとシリカ配合のコンパウンドにより、街乗りから高速走行まで軽快なドライ時のハンドリングに加えて、高いウェット性能を確保しているのが特徴。
トレッドで際立つのが、3本あるグルーブのうちセンター部をリブ化することで、ステアリングセンター域でのハンドリングレスポンスを高めるのが狙いで、ハンドリングは切りはじめの反応が大切ですから、これだけでもかなりの違いを体感できるはず。
また、センターよりも内側にオフセットしたリブを配置することにより、ハンドリングレスポンスとコーナリング性能を確保しています。
タイヤサイズは205/55R16 91Wから275/30R20までの全16サイズで、これによりPOTENZAは、快適なクルージングのための静粛性と乗り心地を重視した「S001」、サーキットでの限界性能を重視した「RE-11A」まで、幅広いラインナップをより充実化させています。
(塚田勝弘)