911とともにポルシェを支える高級SUVのカイエン。12月3日から予約受注をスタートさせている特別仕様車の「カイエン・プラチナエディション」は、高品質な装備や最も人気のあるオプションを標準とした、その名のとおりの豪華仕様です。
ポルシェは、これまでも標準モデルと一線を画したエレガントな仕様に対してのみ「プラチナエディション」の称号を与えてきましたが、「カイエン・プラチナエディション」もその流れを組む特別限定車。
エクステリアは、多くのディテールをプラチナシルバーメタリックで塗装することで、「カイエン・プラチナエディション」の名に恥じないステータス性を演出。左右と中央のエアインテークに設けられたグリルフィン、リヤリップスポイラー、テールゲートのストリップトリムなどは、プラチナシルバーメタリックで塗装されており、特別仕様車らしい輝きを放ちます。
インテリアは、専用のツートンカラーがエレガントな雰囲気を漂わせています。専用色となるブラック/ルクソールベージュのツートンカラーは、インテリアをエレガントに演出し、パーシャルレザーインテリアが標準ですが、オプションでオールレザーインテリアを選択することも可能。
装備では、とくに快適性と安全性を向上させることにフォーカスし、8速ティプトロニックS、バイキセノンヘッドライト、パワーステアリング・プラス、フロントとリヤのパークアシストシステムを標準化。また、後席乗員のプライバシーを守るプライバシーガラスも装着しています。
さらに注目は、ポルシェのロゴがあしらわれ、エッジ部分にルクロールベージュのカラーリングが採用されているフロアマット、そして「Platinum Edition」のロゴが刻まれているフロントドアエントリーガードで、標準車との違いを主張。
パドルシフトを備えたスポーツデザインステアリングホイールと「ポルシェ クレスト」をエンボス加工したフロントとリヤのヘッドレストも質感向上に寄与しています。
「カイエン・プラチナエディション」の価格は849万円で、トランスミッションは8速ティプトロニックS、右ハンドルのみの設定(写真は欧州仕様)になります。
(塚田勝弘)