マセラティ新型「ギブリ」が4ドアセダンとして復活!

逆スラントのフロントノーズが印象的だった初代ギブリはデ・トマソ傘下の1966年に登場し、4.7LのV8エンジンを長いロングノーズに積むFRの2シーター。2代目ギブリは、ボクシーなフォルムと逆スラントのフロントマスクが特徴で、2.8LのV6(輸出仕様)を搭載していました。2代目ギブリはタマ数が極端に少なく、中古市場でも200万円を超えるプライスタグを付けており、秘蔵車になりつつあります。

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3代目になるマセラティ「ギブリ」は、全長4970×全幅1945×全高1485mmで、先代よりも700mm以上長くなり、全幅も170mmも広くなり、クワトロポルテの弟分にふさわしい堂々たる体躯を手に入れています。

「マセラティ ギブリ S & S Q4」 リアビュー

「クワトロポルテGT S」の3.8L V8エンジンと技術ベースを共有する、3.0LのV6ツインターボを積む「ギブリS」はFR、同じパワートレーンの「ギブリS Q4」は4WDで、ともに410ps/5500rpm、550Nm/1650rpmとクラストップレベルのピークパワーはもちろん、かなりの低回転で発揮される分厚いトルクも特徴。

インテリア① インテリア②

0-100km/h加速と最高速は、「ギブリS」が5.0秒と285km/h、「ギブリS Q4」は4.8秒と284km/hに達します。

組み合わされるトランスミッションは、ZF社との共同開発で生まれた8速ATで、「Auto Normal」、「Auto Sports」、「Manual Normal」など5つのシフトモードを用意しています。

また、LSDを標準装備し、パートタイム4WDの「ギブリS Q4」には、減衰力の高いダンパーとオプションで「アクティブ スカイフックシステム」を用意し、高いトラクション性能を発揮。

エクステリアは写真を見れば分かるように、クワトロポルテとの共通性を感じさせるダイナミックで美しいフォルムが目を惹きます。

インテリアは「ダブルコックピット・レイアウト」と呼ぶ運転席と助手席を独立させたドライバーオリエンテッドな雰囲気で、クワトロとは雰囲気が異なるものの、現代のマセラティに求められるラグジュアリーな空気感は濃厚に感じられます。

価格は「ギブリS」が940万円、「ギブリS Q4」が1010万円で、デリバリー開始は今年の12月からの予定です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘

塚田勝弘 近影
1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。クルマ、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。