1000円でスマホがARナビ+ドライブレコーダーになる高機能アプリがカーメイトから【東京モーターショー2013】

モーターショーといえば自動車メーカーのブースが注目されますが、じつは部品メーカーやパーツメーカーブースも興味深いところが多いのです。

メイト_1

カー用品メーカー「カーメイト」はまさにそんなそんなブース。というか、興味深いというより「凄い!」と思ってしまう用品の展示が多いことに驚きました。

メイト_2

凄いと思ったもののなかで、今回のショーで発表されたARナビアプリ「DriveMate +NAVI(ドライブメイト・プラスナビ)」を最初に紹介しましょう。

メイト_3

このアプリを簡単に説明するとiPhoneカメラで前方車両を認識しながらARナビゲーション、なのですがそれ以外にもドライブレコーダー機能を備えていたり、ユーザー同士が競えるコミュニティゲームに参加できるなど高価格ナビも驚く製品となりました。

気になる価格は1000円/年程度を想定しているとのことですが、発売当初はキャンペーン価格もあるかもしれません。 

メイト_4

カンファレンスでスピーチした取締役の徳田 勝氏によるとARを利用したナビアプリの構想は前回(2011年)の東京モーターショー時すでにあったそうですが、スマートフォンの性能が機能に追いつかず、本格的な開発は端末が進化した今年になってからだそうです。
また、このアプリでこだわったのはARで見やすくNAVI情報を表示することや、前方車両の認識、ドライブレコーダを同時に実現したことだと徳田氏はスピーチしました。

メイト_5

「DriveMate +NAVI」以外で凄いと思った展示物がロボットタイプのスマートフォンホルダーと走行に合わせドリンクを水平に保つ加速度センサーを搭載したトレイ。

メイト_6

メイト_7

メイト_8

いずれも参考出展の製品ですが、さらに驚くのがそれらを装着するためのコンセプトカーまで用意されていたことです。
ここまでこだわった展示をしているブースは自動車メーカー含め、なかなかありません。

なおiPhone用アプリ「DriveMate +NAVI」は11月下旬からの販売を予定しているそうです。

【テヅカ・ツヨシ】