富士重工業は、アメリカにて開催中のロスアンゼルスオートショー2013において、事前アナウンスの通りに新型「WRX」(米国仕様車)を世界初公開しました。
「Pure Power in Your Control」がコンセプトとなる、新型WRXは、新世代の2.0リッター直噴ボクサーターボエンジンによる、有り余るパワーを、剛性を高めたシャシー、マルチモードVDC、アクティブトルクベクタリングといった電子制御によって受け止め、ドライバーの意のままに駆けるAWDスポーツセダンを目指しています。テクノロジー面では、2ペダルモデルに採用されたスポーツリニアトロニック(8速マニュアルモード付きCVT)や電動パワーステアリングといった点も注目です。
1992年に誕生した初代インプレッサWRXの雰囲気を、どこか醸し出す新型WRX。まずは北米市場に投入され、追ってグローバルに展開すると見られています。
●新型WRX主要スペック
全長:4595mm
全幅1795mm
全高:1475mm
ホイールベース:2650mm
エンジン:2.0ℓ水平対向直噴ターボ“DIT”エンジン
排気量:1998cc
トランスミッション:6MT、スポーツリニアトロニック
最高出力:268hp/5600rpm
最大トルク:258lb.-ft./2000-5200rpm
タイヤサイズ:235/45 R17
乗車定員:5名
■関連記事
スバル新型WRXをアメリカで世界初公開【ロスアンゼルスオートショー2013】
https://clicccar.com/2013/11/12/235959/
(山本晋也)