イギリス「AUTOCAR」誌の企画です。スーパーカーとレーシングカー、そしてレース用スーパーバイクは、どれが一番速いのか? サーキットで対決させた動画です。
場所はロッキンガム・モータースピードウェイ。スーパーカー代表はマクラーレンMP4 12C。もちろん公道も走れる仕様です。レーシングカー代表はBTCCを走るシビック。そしてレース用バイク代表はスーパーバイクのホンダのCBR1000RRファイアーブレードです。
マクラーレンMP4 12Cは、616馬力で1474kg。パワーウエイトレシオは418馬力/トン。BTCCシビックは360馬力で1280kg。パワーウエイトレシオは280馬力/トン。そしてスーパーバイクのCBR1000RRは、200馬力の165kg。パワーウエイトレシオは1212馬力/トンです。日本ではパワーウエイトレシオを表現する場合、だいたい馬力で車重を割るんですが、イギリスでは車重(しかもトン)で馬力を割るのが普通なんですかね。
いちおう理解してほしいのは、マクラーレンは公道用タイヤ、シビックとスーパーバイクはレース用スリックタイヤだってことです。公道用タイヤとレース用タイヤはグリップ力が断然ちがいます。タイヤ以外のクルマの性能差以上に、タイヤの差っていうのは大きく出ちゃったりするもんなんで、その点を考慮しつつ予想してみてください。
さあ、ベストラップは、どの車両がいちばん速かったでしょうか? 結果は、7:16あたりに表示されます。
おもしろいのは、各コーナーでの3台の進入速度と最低速度が表示されることです。コーナーによって、どの車両が速いか遅いか、ぜんぜんちがうんですね。
(まめ蔵)