東京モーターショーで披露されるのはすでに11月5日から予約受注がスタートした「パナメーラ ターボSエグゼクティブ」。V8の4.8Lエンジンをベースにアルミ合金製ピストンを採用し、大型タービンが備わるターボ過給によりピークパワーは50psアップの570ps、最大トルクは50Nm上乗せとなる750Nmに達します。トランスミッションはもちろんデュアルクラッチで、ゲトラグ製のPDKを組み合わせています。
超一級のドライバーズカーであることはもちろん、ホイールベースを150mm広げ、ベースのターボSよりも後席足元を120mmも拡大するなど、ショーファードリブンとしても一級の広さ、装備を用意しています。
最大の注目は、ロサンゼルスモーターショーで披露される新型SUVの「ポルシェ・マカン」。スモール・カイエンというべき存在は、道路事情からしても日本でも大ヒットすること間違いなしでしょう。
ポルシェといえばやはり911ですが、「911ターボ・カブリオレ」と「911ターボSカブリオレ」がロサンゼルスで展示されます。911ターボのカブリオレは、クーペと同じ3.8Lの水平6気筒ツインターボを搭載し、911ターボ・カブリオレは520ps、911ターボSカブリオレは560psで、最高速はともに318km/h。
またアメリカと中国の広州では、「918スパイダー」を出展。最高出力はなんと887psで、しかも0-100km/hを2.6秒で到達。ハイブリッド化により燃費は3.0〜3.1L/100kmという、数年前にエコカーの目標と言われた「3リッターカー」というから驚きです。
(塚田勝弘)