ポルシェ・パナメーラ570馬力の最強バージョンがビッグサイトで世界初公開【東京モーターショー2013】

ポルシェの4ドアスポーツカー「パナメーラ」に最強バージョンとなる『ターボS』が追加。11月20日に開幕する東京モーターショー2013にてワールドプレミア(世界初公開)されることが発表されました。

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ターボチャージャーと燃料噴射圧を変更(140bar)したことで、これまのパナメーラ・ターボの520馬力に対して570馬力へとアップ、最高速も310km/hと向上させています(ターボは305km/h)。

最大トルクは750Nm(ターボは700Nm)へとアップし、さらにオーバーブースト時には800Nmへ達するという強心臓となっています。

駆動方式はPTM(ポルシェ・トラクション・マネージメント)による四輪駆動。可変エアサスペンションのPASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネージメント)などでシャシーを、ハイパワーにふさわしい内容へと締めあげています。

ミッションは7速DCTのPDKで、0-100km/h加速は3.8秒(ターボは3.9~4.1秒)と発表されています。それでいて、欧州複合モードでの燃費性能は10.2L/100km(約9.8km/L)、二酸化炭素排出量は239g/kmということです。

用意されるグレードは、標準のパナメーラ・ターボSと、パナメーラ・ターボSエグゼクティブ。ドイツ本国でのメーカー希望小売価格は、ターボSが180,024ユーロ(税込)、ターボSエグゼクティブが197,041ユーロ。現在の為替水準(1ユーロ133円)で2400万円~2620万円相当となっています。 

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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