マツダ・アテンザがマイナーチェンジで全車に衝突被害軽減ブレーキを搭載

衝撃的なデビューからほぼ一年、マツダのフラッグシップ「アテンザ」がマイナーチェンジです。

注目は「20S」「XD」に、低速走行時の衝突被害をブレーキの自動制御で軽減する「SCBS(スマートシティブレーキサポート)」を標準装備としたこと。これによりアテンザ全車に衝突被害軽減ブレーキが標準装備されました。

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また、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」搭載機種のJC08モード燃費を、15.6から16.0km/Lへと向上しています。これによりエコカー減税(環境対応車普及促進税制)の75%減税の対象となりました。

アテンザのトップレンジとなるディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」搭載グレードでは、電動スライドガラスサンルーフをオプション設定するとともに、6MTに本革シートなど装備した「XD Lパッケージ」を追加しています。

またボディカラーではブルー系が新色「ディープクリスタルブルーマイカ」に変更されています。

メーカー希望小売価格は、セダン、ワゴンともに2,520,000円〜3,482,500円と若干アップ。ベーシックグレードでは2万円の価格アップとなっていますが、SCBSを標準装備したことを考えると、納得の価格変更といえそうです。

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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