教習車にもスピン防止装置、トヨタ・クラウンとコンフォート系がマイナーチェンジ

タクシーやハイヤーに使われることの多いトヨタのクラウンセダン、クラウンコンフォート、そしてコンフォート・コンフォート教習車がマイナーチェンジを受けました。

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1995年デビューのコンフォート系はトヨタのラインナップでも長寿シリーズですが、今回の小変更では全車に車両安定装置であるVSCとTRCを標準装備しています。そのほか、メーター照度コントロール機能を追加したスピードメーター&タコメーターとなりました。

VSCの標準装備化は、国土交通省により横滑り防止装置(ESC)を継続生産車において2014年10月1日から装備義務化になることに対応したものといえます。

エンジンは教習車以外はLPG仕様の2.0リッター4気筒、教習車にはガソリン2.0リッターが用意されています。いずれも駆動方式はFRで、基本となる変速機は4速AT。コンフォート、コンフォート教習車には5MTが用意されます。

メーカー希望小売価格は、次のようになっています。

コンフォート:1,801,800円~2,326,800円
コンフォート教習車:1,738,800円~2,064,300円
クラウンコンフォート:2,211,300円~2,442,300円
クラウンセダン:2,690,100円~2,973,600円 

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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