フジテレビ系列で10月からスタートしたドラマ『独身貴族』。
第一話を観たクルマ好きの間で大きな話題となったのは主人公・星野守役の草彅剛さんと、その弟役・伊藤英明さん演じる星野進が乗っていたクルマが超セレブカーだったことです。そのセレブカーとは映画製作会社社長の星野守がロールスロイス・ファントム、同社専務の星野進がベントレー・アルナージでした。
星野守が乗っていたロールスロイス・ファントムは、BMWがロールスロイスを買収し2003年から販売したモデルです。
ドラマを見る限り、フロントフェイスなどが変わった最新モデルではなく2012年までの仕様のようですね。
全長6m以上の巨大なボディには6.8リッターV12エンジンを搭載しています。
星野守が新車で購入しているとしたら仕様にもよりますが少なくても4000万円を超える金額を用意しないと購入できていません。
また弟の星野進が乗るベントレー・アルナージは、2009年まで製造されていたモデルです。
元々はロールスロイス・シルヴァーセラフのベントレー版として1998年にデビューし、ロールスロイス製6.7リッターエンジンのほかBMW製のV8エンジンなどが搭載されました。
ドラマに登場している車両は2004年から販売されていたモデルのようですが、このクルマは当時、3144万7500円のプライスがついていました。
いまの日本で映画製作会社の社長がこれらのクルマに乗ることができるかはわかりませんが、セレブ設定の人物が乗るクルマとしてはピッタリのセレクトであることは間違いありません。
(テヅカ・ツヨシ)