初代タントの途中で追加された「男・タント」こと「タント カスタム」も、すっかり定番のラインになりました。2013年10月にフルモデルチェンジを受けた3代目タントにおいても、さらにカスタムらしさを増して、進化した姿を見せています。
開発テーマは「ファーストカーとしての期待に応える堂々豪華で圧倒的な存在感」ということで、ターボエンジンを搭載するグレード「RS」はLEDイルミネーションのついた大型グリルを備え、また全車でヘッドライトとテールランプをLEDとして先進性をアピールしています。
インテリアでも、ピアノブラックとシルバー加飾のコンビネーションでゴージャスな雰囲気としているほか、専用シート表皮による大型ソファ風のベンチシートが、デラックスなムードを漂わせています。
さらに、ターボエンジンをハイコンプ仕様へと進化させた上に、VVT(可変バルブタイミング機構)を加えることなどで効率を向上。燃費性能を26.0km/L(FF)、24.6km/L(4WD)として、全車でエコカー減税を免税レベルとしているのも注目点。また、先進安全技術である「スマートアシスト」も駆動方式を問わず全グレードで選ぶことができるのも見逃せません。
メーカー希望小売価格は、147万円~175.1万円。ボディカラーは新色のナイトシャドーパープルクリスタルメタリックとファイアークォーツレッドのほか全7色となっています。
(山本晋也)