自工会(日本自動車工業会)の発表によると、2013年8月の軽自動車を含む国内乗用車生産は約57.7万台(前年比-9.2%)で、2012年9月以降12ヶ月連続減の状態となっており、現在もエコカー補助金終了による反動減が続いているようです。
一方、上記のうち軽自動車の生産については約11.6万台(+0.8%)と今年7月以降2ヶ月連続でプラスとなっており、輸出分も含めた国内生産の約20%を占めています。
また、同時に発表された2013年8月の乗用車輸出実績については2012年7月以来13カ月ぶりのプラスに転じており、トラック、バスを含む地域別では北米向けの約13.5万台(+1.9%)に加えて中近東向けの約4.2万台(+26.5%)や中南米向け約3万台(+16.9%)の輸出が伸びています。
メーカー別の8月輸出台数では富士重工が約3.5万台(+42.9%)と前年比で大きく伸びており、MAZDAについても約5.3万台(+20.6%)と好調。
この2社は1-8月の輸出累計台数に於いてもそれぞれ約29.3万台(+16.9%)、約49.7万台(+17%)と伸びが目立つ状況。
その理由として富士重工の場合は北米市場などでフォレスターの販売が好調に推移しており、8月として過去最高の輸出台数を記録。
またMAZDAの場合は米国で「MAZDA 3」 (アクセラ)、「MAZDA 6」(アテンザ)、「CX-5」の需要が旺盛で、昨年フォードとの資本提携を解消したことから生産拠点が米国から日本へ移行、現在も生産が全く追い付いていない状態と言います。
■日本自動車工業会
http://www.jama.or.jp/
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