国内生産台数は12か月連続マイナスながら9月の新車販売はプラスへ

消費税増税決定で、増税前のクルマ購入を考えている方もいるかと思いますが、消費税との二重課税である自動車取得税は「見直しを行う」という何とも曖昧な表現で、財源の埋め合わせとして軽自動車税の値上げが話題に上がれば、スズキの鈴木会長が「弱い者いじめはやめて」と発言しています。

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なお、自動車取得税は2015年3月31日までの登録、重量税は同年4月30日までの登録と、エコカー減税の延長も検討される可能性もあります。

さて、自動車工業会によると、8月の国内の自動車生産台数は12か月連続マイナスとなる68万487台と12か月連続で前年同期を下回っています。中でも乗用車の落ち込みが大きく、とくに小型乗用車は21.7%減、好調な軽自動車は0.8%増と踏みとどまっていますが、日産デイズ/三菱eKワゴンなどの新車効果もあったはず。

しかし、9月の新車販売は前年同月比で17%アップと販売現場には薄日が差してきたようです。

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国内生産台数で12か月マイナスだった普通乗用車は、前年比117.2%となる13万8051台、小型乗用車は108.6%となる14万6058台。エコカー補助金終了の反動源が落ち着いたという見方もあるようですが、軽自動車を含めると前年同月比25.4%増と、9月の新車販売も軽自動車が絶好調で販売増に大きく貢献しています。

今後は11月の東京モーターショーに向けて各メーカーが新車を投入し、消費税増税前の駆け込み需要も起きるはずですから増税前までは新車販売が増えていくと予想できます。

※写真と本文は関係ありません。

(塚田勝弘)