ダイハツ「タント」3代目に進化。価格は117万円~、燃費は28.0km/L!

2003年のデビューでは、トールワゴン、スーパーハイトワゴンなどと呼ばれる新ジャンルを開拓したダイハツ「タント」がフルモデルチェンジ、3代目モデルへと進化して、デビューしました。

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今回のモデルチェンジでも、これまで2代にわたって支持されてきたタントらしさは健在。それでいて、ダイハツらしい省燃費性能にもこだわっています。モデル構成は、標準の「タント」と、存在感を増した「タント カスタム」という二本立てなのも変わりません。

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2代目タントから受け継いだピラー内蔵ドアの「ミラクルオープンドア」による使い勝手をさらに高めるべく助手席のスライド量が増やされるなどの進化を遂げています。フロントフェンダーやフードを樹脂製とすることで約10kgの軽量化を果たしたおかげもあって、燃費性能においても自然吸気エンジン+CVTのFF車で28.0km/L(JC08モード)と、ダイハツ・イーステクノロジーらしいスペックとなっています。またターボエンジンも圧縮比を9.0から9.5へ高めることでFFで26.0km/L(JC08モード)としています。

ボディカラーは、タントで10色、タント カスタムで7色と豊富に用意。テールランプはLED化、タント カスタムではヘッドライトもLEDとすることで先進性をアピールしています。

また、レーザーレーダーによる衝突被害軽減ブレーキやVSCを含めた先進安全装備「スマートアシスト」を全グレードに設定。タント カスタムには、SRSサイドエアバッグを標準装備するなど安全性能も考慮されています。

メーカー希望小売価格は、タントが117万円~158.1万円、タント カスタムが147万円~175.1万円となっています。

 

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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